車検をディーラーや整備工場にお願いすると、車検証と車検ステッカーは後日お渡しになることがあります。
指定工場と認証工場の違い
車検整備をすることができる工場は指定工場と認証工場の2つに分かれています。
指定工場という国土交通省の認可を取得している整備工場で車検をした場合、車検整備後、陸運支局にて車検証とステッカーの交付を受けるため、車の引き渡し後に郵送などで受け取る場合があります。
そこでよく聞かれるのが、ステッカーの貼り方です。
認証工場では車検検査を陸運支局に持ち込み検査する必要があり、検査後すぐに車検証とステッカーの発行を受け取るため、車の引き渡し時にはステッカーも車に貼られた状態で引き渡されます。
しかし認証工場では平日に車を陸運支局に持ち込む必要があるため、平日に車を預ける必要があります。
指定工場では検査まで検査員という整備工場スタッフが行いますので、土日でも検査を行い、車だけ先に引き渡すことができます。土日しか車の受け取りに行けないという方は指定工場に任せるといいと思います。
ステッカーの貼り方
指定工場で車検を受けた場合、車検証がない代わりに、保安基準適合証を窓ガラスに貼って、走行が可能となります。
ただし15日以内に車検ステッカーに貼り替える必要がありますので、期日以内に必ず車検証とステッカーを受け取り、張り替えをしなければなりません。
国土交通省がわかりやす動画を公開していますので、こちらをご覧ください。
ステッカーを貼る位置は?
車の場合は基本フロントガラスのルームミラー周りに貼ります。
ステッカーの貼り方例にはナンバーの場合とありますが、バイクなどが対象になりますので、注意してください。
整備工場から車の引き渡しが合った場合は、保安適合証書がルームミラー周りに貼ってあると思いますので、それを剥がし同じ位置に貼ると良いと思います。
最近はルームミラー周りにドライブレコーダーや安全運転支援システムのカメラやレーダーがある場合も多いと思いますので、そういった器具に干渉しないように場所を選びましょう。
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