純正ナビ、社外ナビの選び方

車を購入する際、必ずといって選ばれるナビゲーションですが、自動車メーカーの純正ナビと社外ナビと言われるカー用品店などで買ってつけるナビは違いはあるのでしょうか？

結論から言うと、今は純正ナビを選んでも間違いありません。最近の車種は車の標準装備になっているため、後付けの社外ナビが付けられない車種が増えています。

１０年ほど前は社外ナビの性能がよく純正ナビを選ぶ方が多かったです。地図の見やすさ、画面の大きさ、オーディオ関連の充実さなどが社外ナビの方が優れていたためです。

最近は純正ナビの使い勝手も良くなりましたし、スマホ連携し、音楽を聴けるなども充実しています。

車の装備の全方向カメラや運転支援機能などを使うためにも純正でつけたモニターと連携しなければいけないため、高価格帯の車種になればなるほど標準化しています。

後付けが可能な車種を選ぶ場合は、社外ナビを選択出来ます。

特に下記に挙げる機能が必要な場合は純正ナビではない機能の場合があります。

・CDを聴きたい

・車種の規格以上の画面サイズにしたい

・地図はスマホをメインで使いたい

最近はCDを買わない方も増えているため、スマホと連携し音楽を聴く方が多くなり、純正ナビでCD再生する機能がない場合が多いです。どうしてもCDを聴きたい方は社外ナビで選ぶ必要があるかもしれません。

ナビサイズは基本車の内装デザインの関係で決まっています。基本とするサイズは７インチ程度が多いサイズです。純正は基本このサイズしか用意がありません。

最近のミニバンなどで装備されるナビは１１インチほどまで大きくなっています。

やはり画面が大きい方が見やすくなりますので、大きいに越したことはありませんよね。

社外ナビの種類によっては枠からはみ出して取り付けることができるものもあり、７インチしかつかない車種でも８インチや９インチが付けられる場合もあります。

Googleマップなどのスマホナビを使い方も多くなっています。

理由はナビが常に最新が使えることではないでしょうか？

純正ナビは基本ナビ機能が必須で機能しているため、高額となります。地図データ更新も有料です。

車のモニターはバックカメラやオーディオ関連の機能しか不要と言う方はその機能だけの社外ナビも用意されています。しかも地図機能がない分安めの価格設定です。

車種によっては車の標準装備としてバックモニターやステアリングリモコンが付いている車種も多いです。それは純正ナビも２〜５種類くらい用意されており、好きに選び、接続が可能にしているためです。

これを社外ナビでも連携出来るかよく質問されます。多くの場合連携することが可能です。別途変換するためのコードが必要になりますが、大体の場合が可能となっています。ナビを買う前に確認してみましょう。

基本は純正ナビをつけて機能に遜色はありませんし、純正ナビが標準装備されている場合は社外ナビは諦めましょう。

希少となってしまったCD再生など純正ナビにない場合は社外を選べば良いと思います。

１０年ほど前はオートバックスなどのカー用品店に行くとナビコーナーにたくさんの種類がありましたが、最近はナビのコーナーも縮小されて数も少なくなっています。これも純正ナビが多くなっていることの背景だと思われます。

純正ナビの方が壊れた時の保証が長かったりメリットも多いと思いますので、販売スタッフに聞いて自分に合ったものを選びましょう。