車のメンテナンスで高額になるものが、タイヤになります。
今回はタイヤの交換時期についてです。
交換時期となる原因は2つあります。
・タイヤ摩耗による交換
・経年劣化による交換
タイヤ摩耗による交換
走行距離が多い車ほど早く交換時期が訪れます。
タイヤは摩耗していくと、溝といわれるくぼみが減ってきます。
新品タイヤは約7ミリほどありますが、約半分の残り4ミリ以下となってくると交換したほうが良いと言われています。
交換理由は3つです
・濡れた路面で滑りやすくなる。
・走行性能や燃費性能が低下する。
・ブレーキをかけて止まる距離が長くなる
新品タイヤが性能を発揮できる力を100%とすると、4ミリ以下になると50%の性能しか発揮できないことになります。
この変化は少しずつ変わっていきますので、知らず知らずのうちにブレーキを踏む量が増えていき、気づかないうちにドライバーにも負担を増やしてしまうことにつながります。
さらに、スリップサイン(1.6ミリ以下)となると、道路交通法で使用が禁止されていますので、車検に通らないことになります。
<スリップサインの見方はこちら>
スリップサインとタイヤの設置面が同じ高さになると使用禁止目安となります。
経年劣化による交換
経年劣化による寿命は約5年と言われています。
タイヤはゴム製品となりますので、年数が経つにつれてゴムが硬くなり、性能を発揮できなくなったり、ヒビが入り交換が必要になります。
輪ゴムも時間が経ったものは固くなり、引っ張るとすぐに切れてしまいますよね?
年間走行距離が1万キロ走らない車は、経年劣化の方が先に訪れるケースが多くなっています。
経過年数はどこで見れる?
タイヤ交換をした日を覚えていない方も多いのではないでしょうか?
そんな場合はタイヤに記載されている、製造年数を参考にしましょう。
タイヤの側面にはこういった4桁の数字が表記されています。
最初の2桁で製造週、後の2桁で年数(西暦)を表します。
写真の場合3415→34週/2015
2015年の34週目に製造されたとなります。
ここで5年以上経過していると交換が必要かチェックする必要があります。
最後に
車の中でタイヤは非常に重要な部品の一つです。
高級車であってもタイヤの性能や状態が悪いと、車の性能を発揮することができません。
こまめにチェックし、半年に一度は販売店などでチェックしてもらいましょう。
空気圧チェックに関してはこちらhttps://hirocars.com/airpressure/
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